背中にゼンマイがついた、人の姿を持つ機械、自律人形(ミムス)。 自律人形はただ一人の持主にゼンマイを巻かれることで動くことができるようになり、ゼンマイを抜かれると動けなくなってしまう。 そんな自律人形が普及した世界で、手放された自律人形を預かる場所《ジランドール》は二体の自律人形アリエナとキセニアによって守られていた。 これは、二体で一つのゼンマイを共有する自律人形と、彼らの元を訪れる自律人形、そしてその持主たちの物語。
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第2巻「写し絵たち」
第3巻「夜の底に沈む子ら」
第4巻「心臓の音を聞かせて」